はじめまして。ここは隠れ天文ファン(死語?)であるテレ夫のブログです。
天文ファンの方はもちろん、間違えてこのページに来てしまった方も、
せっかくですのでひと息ついていかれませんか?
管理人のテレ夫が星に興味を持ったのは、確か小5の時でした。
何がきっかけで星に興味を持ったのか、今では定かではありませんが、
大好きだった『宇宙戦艦ヤマト』の影響が大きかったかもしれません。
望遠鏡を買ってもらった夜、はやる気持ちを抑え明るい星に向けると、
星がとても大きく見え驚いたことを今でも良く覚えています。
(実はピンボケで大きく見えていた、というのはココだけの話です)
次の夜、気を取り直して再度その星を狙いピントを合わせていくと、
星像はどんどん小さくなっていきます。
なくなってしまいそうだと思ったその時、その星は点にはならず、
少しいびつなカタチでピントが合いました。
よく見ると、輪が付いています。これは…土星です。
初めて望遠鏡で見る、遥か彼方の惑星。
とても小さいけれど、ゆらめく大気を通して見る生の姿は
写真と違って存在感があり、また実に美しく、感動して
しばし見とれてしまいました。テレ夫が天文少年になった瞬間でした。
あの感動は、その時の夜の匂いとともに今でも鮮明に覚えています。
あれから40数年、途中ブランクもありましたが、星を見る趣味は
細く長く続けています。
あなたがもし望遠鏡で土星を覗いたことが無いようでしたら、
ぜひ一度ご覧になることをお薦めします。月や惑星は明るいので、
視界さえ開けていれば(もっと言えば、目的の星さえ見えれば)
街中でも見ることができます。
近くの天文台や科学博物館、望遠鏡の販売店、地域の愛好家団体
などが観望会を催していることがありますので、
機会があれば参加してみてください。
さて、この趣味の良き相棒である望遠鏡は、他の工業製品が
そうであるように、時代とともに進化しました。
特に光学系と電子系の進化が著しく、逆に機械系は精度面では退化し、
電子化でそれを補う構図が一般的となっています。
また、高度なカスタマイズを行うショップも増え、多様なニーズに
対応できる時代になりました。
このブログでは、特にこれから天体望遠鏡を買う初心者の方に向けて、
あまり肩肘張らずに楽しめる内容を紹介していきたいと思っています。
また、せっかく買った望遠鏡が宝の持ち腐れにならないよう、
いろいろな楽しみ方があることを知っていただき、それが皆さんの
機種選びの一助となれば幸いです。